▼ 簡単な使い方
Scilabの簡単な使い方の例.とある授業の流れに沿う.
ちなみに,使っているバージョンは,5.2.2(2010年5月17日時点での最新の安定版)です.
ここでは,x(0)=1.0を満足する微分方程式,

の
の範囲における解を求めるプログラムを書いてみます.
ちなみに,使っているバージョンは,5.2.2(2010年5月17日時点での最新の安定版)です.
ここでは,x(0)=1.0を満足する微分方程式,
の
■プログラムのつけ方.
scilabを起動する.

上のようなアイコンをクリックする.*1
そうすると少し重いですが起動します.

こんなスプラッシュが表示されると思います.
起動直後の画面
以下のようなウィンドウが出るはずです.
付属のテキストエディタを利用する

上の画面のマウスポインタのあるアイコンをクリックすると,次の画面が表示されるはずです.

*1 : scilabがパソコンに入っていない場合は,公式ページからインストーラをダウンロードして,インストールしましょう.私はVistaで使ってますが,インストール先をProgram Filesから,自分で作ったフォルダ(C:\Software)に変更しました.その方がたぶん問題は起きにくいでしょう.
■プログラムの編集
次のような文を入力してみてください(コピペは覚えないのでやめた方がいい).このエディタはscilabのコマンドなどに色をつけてくれるので便利です.
//x'==x,x(0)=1 //上の微分方程式の定義 function xdot=f(t,x) xdot=x; endfunction //初期条件の定義 x0=1; //時間に関する定義(t0:初期時間,t1:終端時間,dt:時間刻み) t0=0; t1=1; dt=0.01; t=t0:dt:t1; //微分方程式solver x=ode(x0,t0,t,f); //グラフの表示 plot(t,x)編集を終えたら,Ctrl+sなどで,適当な場所に保存してください.
*2 : 古いバージョン(5.2.0など)だと,メニューの『ファイル』→『Scilabへロード』という場所にあります.
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